技術職

「好き」を仕事にできたからこそ、
「試行錯誤」の毎日が楽しい。

PCB工具開発課 S・H 2023年新卒入社(大学院卒)

PCB工具開発課 S・H

入社前と入社理由

ユニオンツールとの出会いは、大学院時代です。就活のためではなく、研究テーマのためにネットで調べものをしていた時、偶然ユニオンツールが開発する「心拍センサ」にたどり着きました。その出会いがきっかけでユニオンツールに興味を持ち、就職先の候補として色々調べるようになりました。
私は地元が長岡なので、長岡花火や駅の広告でその名前を見ていましたし、「クリスマスイルミネーションがきれいな会社」として地元では有名でした。ただ、何を作っている会社なのかまでは詳しく知らなかったので、詳しく調べてみて「こんな微細な製品を作っているんだ!」と、高専から大学まで計7年間、機械系を専攻してきた私の興味はさらに深まりました。

入社の決め手になったのは、工場見学と座談会で受けた働く方々の印象でした。もともと地元での就職にこだわっていたわけではなく、自分にとってメリットが多く、自分に合う会社であれば、就職を機に他県へ行くことも考えていました。ただ、就活を進めていくうちに地元で働くメリットにも魅力を感じるようになり、工場見学と座談会に参加したときに、働く方々のリアルな声やイキイキとした表情を見て、「ここで働いてみたい」と思うようになり、最終的に地元企業であるユニオンツールへの入社を決めました。

仕事内容

PCBドリルの設計・開発を行っているのが、私たち「PCB工具開発課」です。PCBドリルは、顕微鏡を使わなければ見えないようなレベルの超微細なものです。ドリルというとホームセンターで販売しているようなサイズ感のドリルを想像するかもしれませんが、私自身も初めてPCBドリルを見た時、その小ささにとても驚きました。
具体的な業務としては、CADによるPCBドリルの設計、試作品の開発と製造部へのフォロー、さらに客先に出向いて直接技術的なフォローも行っています。お客様の要望に合わせて、既存製品を調整してドリルを設計することもあれば、ゼロから新たな製品を設計することもあります。案件は長くても1ヶ月程度で、現在は複数の案件を並行して進めています。海外にある子会社の技術フォローのために海外の客先に赴くこともあります。私は中国の企業へ行くことが多いのですが、通訳の方がいるので中国語は話せなくても問題ありません。ただ英語で話してくれるお客様もいるので、通訳を介さずにコミュニケーションが取れることもあります。実は社内の語学研修で英語を学んでいたので、英語力を活かせたことは嬉しかったですね。
日々、多機能化・小型化が進んでいる電子機器製品。その中に搭載するプリント配線板(PCB)も同じように多機能化と小型化が進んでいます。私たちが作っているのは、そのPCB用のドリルです。お客様の要望や、求めるクオリティに近づけるために、営業や製造と連携しながら製品づくりに励んでいます。

この仕事の面白さや、やりがい

この仕事においては、いろいろなシーンで面白さややりがいを感じますが、特に私が嬉しいと感じるのは、技術サポートとして客先へ出向いた際に、直接お客様から高い評価をいただいたり、「ありがとう」と喜ばれたりする瞬間です。たとえば、コンペなど受注が難しいケースの場合や、お客様へより丁寧な説明が必要な場合、より多くのプレゼン資料やデータを用意します。ドリルが穴あけ加工をしている様子をスローモーションで撮影した動画やドリルに掛かる力をグラフ化したデータなど、必要と想定されるあらゆる説得材料を用意しておきます。準備には大変な時間がかかりますが、お客様に納得していただき受注に繋がった時には、技術者としての情熱や思いを評価してもらえたようで、大きな喜びを感じます。

成長を感じる部分

専門的な技術力や知識が身に付いてきたのはもちろんですが、入社してから一番成長したと感じるのは、「対応力」です。私たちの仕事は技術開発として社内で知識や経験を積み重ねるだけではなく、営業担当と共にあらゆる業界の客先に赴き、その技術的な要望に応えていく必要があります。同じ業界のお客様でも状況や目的が違えば、当然要求されることや提案すべきこともまったく異なってきます。その時々に応じた対応が求められるため最初のうちは戸惑うことも多かったですが、案件や経験を重ねるごとに対応力が身に付いてきたと感じています。とくに初めての中国出張の時には「言葉も話せないのに」と緊張して置物みたいになっていましたが(笑)、対応力にも自信がついてきた最近では、現地の人とのコミュニケーションにも慣れてきて、出張も楽しめるようになりました。

社内(部署内)の雰囲気

PCB工具開発課にはラッキーなことに高専と大学の先輩がいたので、「あの先生、まだいる?」など、先輩や上司から話しかけていただくことが多く、入社当初から私にとってはなじみやすい環境でした。また機械好きな人が集まっている感じなので、仕事中も共通の話題で盛り上がるなど、雰囲気がすごくいいですね。なので、仕事でわからないことや困ったことがあっても気軽に聞ける雰囲気があると思います。私自身も、機械の基本知識はあるものの、実務となると最初はわからないこと多かったですが、先輩や上司から気さくに教えてもらえました。機械設計の部署ではありますが、実は機械系の出身者だけではなく異なる分野の理系出身者や文系出身者もいます。どんな分野を専攻してきたかに関わらず、興味や意欲さえあれば問題なくなじめると思います。

今後の目標や成し遂げたいこと

現在目指しているのは、今関わっている業務の一部の成果を実際に製品としてお客様に届けていきたいということです。そしてそのプロセスで得られた知見を、特許や論文といった形で世の中に発信していけたらと思っています。これまでにも、ユニオンツールでは多くの先人たちが生み出した技術が論文や特許として世の中に出てきました。私も技術者として、その先人たちに続いていけたらと思っています。

これから入社を希望する方へ

私の所属する課では、幅広い業務を担うので新卒の皆さんにとっては難しく見えたかもしれませんが、心配はいりません。入社後はビジネス研修や製造現場での講習会などで機械の操作やCADの操作方法を学べます。私は、もともと高専時代に課題でマシニングセンターを操作したり、モノを作って動かしたりすることが好きでした。今はその自分の好きなことが実務に通じているので、毎日が試行錯誤の連続ですが、楽しく仕事に向き合えています。
ただ正直なところ、最初は覚えることも多く、うまくいかないこともあり苦労しました。でもユニオンツールのメンバーは、私が第一印象で抱いていた通り、本当にモノづくりに真摯で信頼できるやさしい人ばかりです。困っている人がいれば必ずフォローしてくれるので、「チャレンジしてみたい」という興味や意欲があるならぜひチャレンジしてほしいと思います。

オフの日は…

音楽が好きなので、休みの日は新たな曲との出会いを求めて自由気ままにサブスクで曲を漁っていることが多いですね。ライブに行くのも好きなので休みが合えばフェスにも行きます。最近も野外フェスに行って音楽と自然を楽しんできました。音楽に関しては、自分でも演奏できるようになったらいいなと思い、最近はギターやピアノの練習をしています。まだまだ趣味レベルですが(笑)。あとは時間があるときは英語の勉強もしています。せっかく社内研修で英語の勉強をさせてもらっているので、自宅でも復習して一日でも早く英語でスムーズなコミュニケーションがとれるようになりたいと思っています。

1日の流れ

8:00 出社・始業

メールチェック、朝礼

8:30 加工評価の準備
9:30 加工評価およびデータ計測
12:00 昼休憩
13:00 製造現場と工具の試作手配の交渉
13:30 加工評価のデータまとめ
17:00 時差対応者への業務引継ぎ
18:00 退社

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