検査。一言でいうと簡単です。見ればいいのですから。「椅子に座って顕微鏡を覗いて楽そうじゃん!」と思う方もいるかもしれません。ですが、カタログを見るとわかるようにエンドミルって、形状が、サイズが、とにかく多いんです。 形状は大きく3種類。刃の枚数は1枚刃、2枚刃・・10枚刃もきたか。外径は0.1㎜未満から24㎜、それ以上もあったっけ?あっ、コーティング膜種も10種類くらいある。なんて厄介なんだ、エンドミルって。製品に対し検査基準に沿って合否を判定する。この型番はこの形状、寸法は合っているか、欠損箇所はないか、そして、コーティングは剥離していないか。もしこれらを見逃したり、判断を間違えたら、当然お客様に迷惑をかける。個人では済まされない、会社全体の問題になってしまうんです。
AIが、技術が、いくら進歩しても、機械では見きれない箇所ってあるんです。人の目に頼るところってまだまだあるんです。最終工程である私たち検査員の役目は重く、想像以上に大変なんです。だから検査ってガチなんです。
これからもお客様に安心して使用していただけるよう、より良い製品をお届けするために検査員の役目を果たしていきます。私たちは見逃しません!
山田さんがこだわりを持って検査をしているエンドミルはこちら!