弊社基準(ø0.3mm):0.01mm以下
チゼルポイントの偏心分基板進入側から穴位置がずれる。基板にドリルが食い付いた後はドリルが傾きをもって曲がるため、貫通側の穴位置精度も悪化する。
ドリルは基板に食い付いた後、多少歩きの現象を起こすが、ほぼチゼルポイントを中心に回転しながら穴加工する。このためチゼルポイントが偏心している場合、チゼルポイントから外周までの距離の長い方を半径として回転するため、穴径が拡大する。
この穴径拡大現象はドリルのチップポケットを大きくしたときと同様の作用があり、切り屑の排出がスム-ズになり、穴内壁粗さが良化する場合がある。
刃受けリスト
*ただし、UCタイプのドリルの場合はアンダーカット部で受ける。
(マージン部で受けるとマ-ジン部に微少カケが発生しやすい)