VOICE女性管理職座談会

PROFILE

プロフィール

経理部

財務課 課長

システム部

本社システム開発課 副課長

総合企画部

秘書課 課長

総合企画部

企画課 課長

QUESTION 01

管理職になってみて

企画課
課長

皆さん、入社した時から管理職になりたいと思っていましたか?

本社システム開発課
副課長

考えた事もありませんでした。入社当時はただただ目の前の仕事に精一杯でした。

財務課
課長

私たちが入社した時はそんな雰囲気ではありませんでしたよね。女性は簡単な仕事、アシスタントというポジションだったと思います。

企画課
課長

私は工場での採用でしたが、そこではロールモデルになる方が1人いるくらいでしたね。

秘書課
課長

管理職になるときに上司から通達がありましたよね。その時の気持ちはどうでしたか?

財務課
課長

出来るのかなと不安に思う気持ちと、こんな機会はもうないかもしれないと思う気持ちがありました。

企画課
課長

私も不安でした。同時に、求められていることが何なのかを考えましたね。

秘書課
課長

私はあまり不安を感じることはありませんでした。管理職になる以前にも、上司が1年間海外に行くという不在の期間があり、すべてのことを一人で行うという時期がありました。皆さんは今、不安は解消されましたか?

財務課
課長

私はまだ不安です。私の場合は異動と管理職昇格が同時で、実務経験が足りないと思いますので、もっと勉強しなければと常に思っています。

本社システム開発課
副課長

私は育児短時間勤務をしていますし、実務とマネジメントの両方を行うということで仕事が回るかは不安でした。実際に始まってみると両立は日々大変で、不安を感じている場合ではなく、一つ一つこなしているところです。

企画課
課長

同じ感覚です。目の前の課題にどう対処するかということは常に考えています。不安を乗り越えたとは言えませんが、感覚的に対処の仕方がわかるようになってきた部分はあるかもしれません。持っている力の100%を発揮するのか80%なのか…。結果的に120%の力が必要だったこともありますが、そうした経験が糧になっている実感があります。

QUESTION 02

仕事をする中で成長した部分

本社システム開発課
副課長

部下と面談して言われることが「私も昔そう感じていたな」と共感できる一方で、上に立つ人の気持ちも深く理解できるようになりました。

財務課
課長

お互いの立場を理解できるようになったということですね。私は入社当時とは環境が違うこともありますが、入社当時は「~しないといけない」「~じゃないといけない」と思っていたけれど、今は「社員のみんながやりやすいように」というところに気持ちを持っていけるようになりました。

企画課
課長

私は色々な部署を経験している分、知らなかった知識、できなかった業務に対し成長を実感できる機会は多かったのかなと思います。入社当時は財務諸表をなんて見たこともありませんでしたが、今は財務諸表に関連する指標を目にしない日はありません。 内面で言えば、人を頼るようになりました。何でも一人でやろうとせず、人を頼ろうと思うようになりました。人を頼ったり、任せてお願いするって勇気のいることだと思うんです。なので人を頼“れる”ようになってきたのだと思っています。

QUESTION 03

仕事のやりがい

財務課
課長

工場への出張や海外出張など色々な経験をさせてもらいました。制度変更の対応や、会計システムの変更業務を行ったこともいい経験でした。出張や打ち合わせ前の準備は大変ですが無事終わった時は達成感がありました。

秘書課
課長

私は役員が「何を望んでいるのか」を先読みし、経験を積み重ねる中で、相手の考えを正確に読み取り、適切な対応ができた時、達成感を感じます。今まで築いてきた経験を更に磨いて専門性を高めたいです。

企画課
課長

管理職になって仕事の量と責任が増えた分、仕事に対する達成感も増しました。私は、入社してから何度か部署異動しています。分野を問わず様々な業務を経験させてもらい、成長させていただいたと思っています。

秘書課
課長

海外子会社へ出向するなど、誰よりも色々な部署を経験していますよね。

企画課
課長

そうですね、子会社への出向は入社当時には思いもよらぬことでした。様々な経験を通し成長させてもらい、感謝の気持ちといつか恩返ししたいという想いがあります。

本社システム開発課
副課長

私は入社時に未経験の仕事だったので日々勉強という感じでした。入社して3~4年目に海外子会社のシステム構築の話が出た時に「私やりたいです」って手を挙げて、機会を与えていただきました。各国ごとのやり方などを学んでシステムを組めたことは良い経験になりました。

財務課
課長

自分で名乗り出たんですか?

本社システム開発課
副課長

はい。新しいことに挑戦してみたい、と思ったのです。結果、言ってみて良かったと思っています。全くないシステムをその国の基準に合わせて一から作るのは、やりがいを感じました。当時はやり取りもすべて英語だったのでそれを読み解くのも大変でしたが、頑張りました。

財務課
課長

中国語も勉強していますよね。

本社システム開発課
副課長

はい、会社の語学研修を利用して勉強しました。今でも中国子会社のスタッフとのコミュニケーションに役に立っています。

QUESTION 04

家庭と仕事の両立

財務課
課長

産休・育休を経て職場復帰しましたが、育児短時間勤務が出来るのはありがたいです。

秘書課
課長

仕事が終わると育児・家事をしなければならないと思いますが、オン・オフの切り替えは出来ていますか?

財務課
課長

家に帰ると家のことでいっぱいですよね?

本社システム開発課
副課長

そうですね。朝は保育園に子どもを預けるところで一区切りつきます。帰りは、会社を出たら保育園のことや晩御飯のことを考え始めて、気持ちを切り替えるようにしています。育児短時間勤務ができて助かっています。

財務課
課長

子どもを迎えにいかなければいけない時間は決まっているので、時間を考えて仕事をするようにしています。打合せが長引くと自部署他部署関係なく「時間大丈夫?」と気にかけていただけるのでありがたいです。

本社システム開発課
副課長

仕事が終わっても、晩御飯を考えて、買い物をして、保育園にお迎えに行って、子どもにテレビを見せながら晩御飯を作って、さぁいただきますってなっても食べてくれなかったりして(笑)

財務課
課長

その後、テレビを見ながらだらだらしてお風呂になかなか入ってくれなかったりしますよね。(笑)

企画課
課長

逆に良いなと思うことは?

財務課
課長

子どもの聞き間違いとか面白発言とか、未熟な部分がかわいいなと思います。子どものことばかりではなく、日中は仕事のことを考えたり社内外いろんな人と話したりかかわったりする中で自分の世界が広がって、それが子育てにも生きる部分があると思います。

本社システム開発課
副課長

保育園での話を聞いている時は癒されます。最近は食器を下げてくれるなどお手伝いもしてくれるようになって日々成長を感じています。保育園にお迎えに行って元気な子どもの顔を見ると疲れが吹き飛びます。子どもを持つことで今まで積み重ねてきたことや築いてきたものを無駄にすることなく復帰して続けていけるところがいいと思います。

QUESTION 05

女性社員がよりいきいきと働くためには

本社システム開発課
副課長

男女問わずですが、働き方をサポートする制度が増えると子どもがいる人は特に助かると思います。

企画課
課長

モチベーションの向上や人材育成のために部門ごとの明確なキャリアパスや積極的に支援する制度があるといいのではないかと思います。部門ごとに求められるものは違うと思うので。

財務課
課長

自分の意見が通ったり、仕事が楽しいと思えることがたくさんあると良いと思います。

QUESTION 06

今後の目標

財務課
課長

相談しやすい人、器の大きな人間になりたいです。まだまだ勉強が足りないと思っています。

秘書課
課長

先回りして考える機転、どんな状況でも落ち着いて対処する対応力を磨いて頼れる秘書でありたいと思います。自分が将来誰かのロールモデルになるのが理想です。

本社システム開発課
副課長

もっと様々な視点から物事をみることができ、長い単位で物事を考え、そのために今何をすべきかを判断できるようになりたいです。

企画課
課長

将来を見据えて行動できるようになりたいです。今は目先のことで精一杯ですが、広い視野を持ち課員や組織、会社全体のことを考えて行動できるようになること。それが求められていることかなとも思います。

QUESTION 07

学生に一言

秘書課
課長

ユニオンツールは社員一人ひとりを大事に育ててくれる会社だと思っています。特定分野を極めていく道もあるし、管理職として幅広く活躍する道も用意されています。どのような仕事でも短期間で一人前になれるものはないので、焦らず10年20年かけて着実に自分の実力を磨いて、いい仕事、納得のいく仕事をして会社と一緒に育ってほしいです。自分の武器となるスキルを身に着けて、それを自信に変えて楽しく仕事をしてほしいと思います。

財務課
課長

楽しく、は大事ですね。

秘書課
課長

やはり仕事は楽しくないと続けられないと思います。私は最初こんなに長く勤めるとは思っていませんでした。会社に合ったからこそ頑張れたのだと思います。そして、ユニオンツールに入って「秘書」の道が開けました。会社に育ててもらったと思っています。

財務課
課長

居心地は良いと思います。勉強する機会を与えてもらえますし、わからないことは周りの人も教えてくれます。会社として積極的にサポートしてもらえるので、自分を成長させてくれます。

企画課
課長

成長させてくれるというのはわかります。秘書の道が開けたというお話もありましたが、その人に合った活躍できるフィールドを用意してくれる会社だと思います。

本社システム開発課
副課長

私もこの会社でなければシステム開発の仕事をすることはなかったかもしれません。初めは戸惑いもありましたが、業務内容が合っていたからここまで頑張れているのだと思います。

秘書課
課長

やる気のある人にはチャンスを与えてくれる会社だと思います。