2012年に「超硬を切削できる」UDCシリーズが発表されましたが、私は当初からヨーロッパを初め、多くのお客様と超硬・セラミックスの加工にトライし、切削ノウハウを積み重ねてきました。様々な要求に応えるべく加工テストを重ねた結果、クーラント選択やアプローチ・接続加工・加工パスなどの設定で工具寿命が大きく変化することを突き止め、超硬加工特有の ”最適な工具の使い方” を日々ブラッシュアップし推奨条件を確立しました。お客様の声を受け止め、開発・改良を続けてきた成果です。しかし、最近では特にヨーロッパで日本以上に高いレベルの高能率、長寿命の要求が強まったため、新製品が必要となりUDC-Hシリーズを開発しました。難削材である低硬度超硬材を使用した大型プレス金型を ”少ない工具本数で短時間に加工する” という難しい課題に取り組み、常識を超える加工スピードを意味する”神速加工”と”工具の長寿命化”の両立を実現したのです。是非お試し頂き、その性能を体感いただきたいです。私はこれからもお客様の声に寄り添い、”使える工具になるまで開発する”ことと”量産立ち上げまで技術支援”することにこだわり続けます。
清野さんが “こだわり” をもって開発した “UDC-Hシリーズ” はこちら↓
驚異の加工効率を実現しています。ぜひ “UDC-Hシリーズ” による “超高速・超硬直彫り加工” をお試しください。