コーティングロッド

塗布業界で広く使用されているワイヤーバー(シャフトにワイヤーを巻いたもの)と異なり、転造加工によりシャフトに精密な溝を成形したコーティングロッド(塗工バー)です。
ワイヤーを使用していないことからワイヤレスバーとも呼ばれており、従来のワイヤーバーにはない特長を持っています。ワイヤーバーはワイヤーの太さを変更することで塗布量を変更していますが、UCロッドは溝形状を変更することでご希望の塗布量が得られます。この溝は自社製の高精度転造ダイスと長年培われた転造技術によって、ロッドへ均一に加工されます。
ロッドコーター(バーコーター)で高精度塗布が可能となる為、フィルム、紙などの様々な分野の塗布で使用されています。 品質トラブルが発生しやすい薄膜塗工にも対応致します。

UCロッド(Union Coating Rod)の特徴

◆ ワイヤーバーと比べて溝底が広いため、洗浄性が良く、異物つまりが発生しにくい。
◆ 溝形状はワイヤーバーのように円弧形状に限定されず、任意の形状で加工可能。

◆ 自社製製造設備で製作した高精度転造ダイス・精密転造盤を使用して製作。
  ⇒ロッドまたは転造ダイス製作時にお客様のご要望に対して柔軟に対応可能。
   手塗り用ロッドから生産機用までの様々なロッド径・長さの要望にも対応可能。
◆ 厳しい品質検査を行い、高品質なコーティングロッドを実現。
◆ 高寿命化のための各種表面処理が選択可能。

PRODUCT 06 転造ダイス・圧造工具・コーティングロッド

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